蛍光灯は、点灯させるためにスタータが必要です。また安定した点灯を行わせるため電流を制御する安定器も必要です。
鉄芯に銅線を巻いたチョークコイルを用いたものが銅鉄型安定器と呼ばれるものです。銅鉄型安定器はグロースタータ方式、ラピッドスタータ方式の蛍光灯に用いられます。鉄と銅で出来ている為重く、電灯線の周波数(50Hz/60Hz)で発光するため若干ちらつきが見られます。
一方インバータ式安定器は、電子回路で構成された安定器で、上記銅鉄型の安定器と比較して軽量でエネルギー効率が良く、点灯する際にスタータが不要です。
発光時の周波数は50000Hz〜70000Hzのためちらつかず目に優しい光です。
トライエンジニアリング社製超省エネインバータ式安定器は、マイコン制御で更なるエネルギー効率化と蛍光ランプの長寿命化を実現しました。 [
詳細]
省エネインバータとLEDベースライトのコスト比較
[定価ベースで比較 2015年1月現在の価格例]
(蛍光灯40W2灯用インバータと同等のLEDベースライトでの比較)
1.1台あたりの初期投資
LEDベースライト 25,500円
省エネインバータ 6,800円
省エネインバータの方が18,700円お得になります。
2.1台あたりの年間電気料金及
LEDベースライト 3,024円
省エネインバータ 3,456円
(初期投資の差額18,700円を回収する為には43年必要)
3.1台あたりのランプ交換費用(48000時間使用…16年)
LEDベースライト 1回交換 7,500円
省エネインバータ 3回交換 4,200円
(工事費用別、ランプ代だけ)
ランプ代も3,300円お得になります。
省エネインバータは、既存の蛍光灯器具に追加する工事で済ますが、LEDベースライトは構造上光指向性があるために、既存の器具の位置に設置しても場所によっては暗くなる事もあります。その為、導入時に設置位置、設置台数及び電気配線工事の検討が必要になることがあります。
またLEDライトの発光スペクトルによっては、目が疲労しやすくなる場合もあります。
○16年間使用すると 1台あたり15,088円もお得になります
40台の場合は603,520円もお得になります。
上記比較表は
こちらからダウンロードできます。
コスト比較のグラフは
こちらからダウンロードできます。
省エネインバータ式安定器の利点
- 蛍光灯器具内の安定器を替えるだけで済みます。
旧い銅鉄型安定器から交換した場合、
費用の償却は削減した電気代の計算で1年9ヶ月
で出来ます。
- 安定器は磁石で空いてるスペースにワンタッチ取付できる為、工事が短時間で済みます。廃棄するものも少なくて済みます。